秘湯 野沢温泉

三八地区ナンバーワンの秘湯と思われます!県南で唯一の硫黄泉であり、循環消毒されている同じ温泉郷の新郷温泉館と違い源泉かけ流しということで、そして、遠くてなかなかこれないし、営業している曜日も限定されていることから秘湯MAXに認定です。

なにはともあれ遠いです・・・。青森からは下道で100キロ位。時間にして2時間30分は見た方が良いでしょう。

途中、倉石温泉とかありましたが、どんどんひたすら走り続けてやっと到着。

温泉の隣に神社があって、温泉の由来が書かれた掲示板を発見。ふむふむ歴史のある温泉なんですね~。

なんと、週3日の営業のみということです。たまたま土曜日の9時に行ったら誰もいなくて1番風呂をゲットできたのは超ラッキーでした。ちなみに10時にお爺さん1名がおいでになり、入れ替わりになり、ずっと貸し切り状態で入れました。

浴室禁煙!?????

脱衣場のことを言っているかな・・・。

浴槽が一つ、洗い場たくさん、露天風呂はありません。

普通の温泉場の雰囲気なのですが、お湯がたまらなく気持ちよかったです。

40℃弱くらいの湯かげんで、ゆっくりとじっくり長湯できます。源泉かけ流しで、浴槽からどんどんあふれ出ていき、排水溝でたまにゴーゴードボドボとすごい音を立てるのにはびっくりしますが。

浴槽に入っていると、予想外に下からあっつい感触が。湯口からだけお湯が注入されていると思い込んでしまってたんですね。浴槽の床に穴が2箇所あり、そこからどうやら源泉が注入されているようです。時折、おならのようにボフッと空気が出てきていたので源泉でしょうね。なかなかの感動もんです。

それでもって、無色透明のお湯に見えていたので特に特徴のないものだと最初は思ったのですが、おやや?卵の臭いがするぞ!?ということで、タオルが汚れたまま持ってきちゃったかなとか思いましたが、確かにお湯から硫黄の香りがしてます。後で調べて、県南唯一の硫黄泉であることが判明。そして、もったいないくらいの源泉かけ流し。

ここで、少し勉強した「硫黄泉」について


「硫黄泉」とは、1kgの温泉に2mg以上の総硫黄(硫化水素イオン・チオ硫酸イオン・遊離硫化水素)を含んだもの。そのなかで遊離硫化水素の含有量が少ないものは「硫黄型(硫黄泉)」、遊離硫化水素が主体のものは「硫化水素型(硫化水素泉)」として大別されます。


 「硫黄泉」の特徴はにおい。卵が腐ったような匂いが特有で、硫化水素が原因。硫化水素は無色のガスで、湧出した直後に空気中へ逃げ出す性質を持ち、温泉に存在しなくなることもあり。そのため、泉質が「硫黄泉」でも匂いがしない温泉もあります。

何はともあれ、1番風呂はゲットできたし、泉質にビックリしたし、浴槽下からの泡付きで源泉が出てくるのに感動と私的にはすごい温泉だと思いました。

昔は12~3月は休館していたみたいですが、どうやら通年の週3日の営業のようですね。村民高齢割引もあるみたいだし、ふつうはすごく混んでいるような感じですが、貸し切り状態で入れたのもラッキーでした。

ここはまた絶対にきたいと思いました。

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